初釜

お茶事の趣向ってのは、考えるだけで楽しい。

もちろん、道具も茶室もない私としてはほんとにお茶事をする訳ではないんですが。いつかの為にいつも考えておく、というのも悪くはないでしょ。


この時期なら初釜。


やっぱ正月にちなむなら餅だよな…。

水屋からぺったんぺったん音がするというのも楽しいかもね。

となれば、やはり最初の一個目は取り急ぎって事で搗ききれていない餅を出すのだろうか?でもそれって半殺し?


餅は面倒なら弁当はどうか。

松花堂弁当の箱にゴマメとかカズノコを入れておせち料理風にするのもいいかもしんない。「松の内弁当」というか。


今年の干支は「辛卯」か。兎肉の四川風炒め、とかどうだ!


お茶事の趣向ってのは、考えるだけで楽しい。

もしかすると、考えるだけにしといた方がずっと楽しいのかもしんない。