名残の茶
今、hatenaダイアリーではと「MacBook Air 11インチ欲しい!」と書くとMacBookなんちゃらが当たる、というキャンペーンをやっているらしい。
うーん。
MacBookなんぞいらんから「『大井戸茶碗欲しい!』と書くと大井戸茶碗が当たるキャンペーン」をやって欲しい。
そしたら毎日書いちゃう。
「大井戸茶碗欲しい!」
「大井戸茶碗欲しい!」
「大井戸茶碗欲しい!」
「大井戸茶碗欲しい!」
「大井戸茶碗欲しい!」
「大井戸茶碗欲しい!」
それはさておき。
ちょっと季節外れだが、名残の茶について。
名残の茶は、何が名残かといって「お茶が名残り」なわけだ。というか「お茶が残り」というべきか。
名残は極侘びなのは、口切は正月で式正なのに対応しているから、だよな。
で、侘びの内容としては「やつれ」だとか「つくろい」とか、割と作意が籠ったものが道具組に含まれるわけだ。
ところが、いまや茶壷でお茶を保存する時代でもない。
お茶はいつでも新鮮で、口切だから最高のお茶だ、と言えなくなってきている。
せめて名残のお茶ぐらいは、古くなったお茶の味わいを再現させる為に一月くらい常温でさらして白くしてお出しする、というのはどうだろうか?
そういう作意も、ありかもしんない。
俺は飲まんけど。