茶道口

狭い和室に二畳中板を持ち込むと、動線として茶道口が無くなる。その対策として、押入をぶちぬいて茶道口を付けるしかないかなー、という話を以前書いた。


http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20090628


実は部屋は二畳+中板よりは大きいので余白がある。
これをはしっこに寄せると、部屋の出入口との間に50センチ幅位の空間ができる。

室内にさらに戸を付け、客畳と部屋の出入口との間の空間で方向転換をすれば、なんとかなりそうな気がしてきた。

こんな感じ。


濃い網掛けは中板の幅の壁。
薄い網掛けは木の板。
奥が二畳中板。
Aは点前畳への戸。
Bは客畳への戸。


客に席入りしてもらった後でBの戸を閉めてもらう。
Bの戸と壁で客畳からは亭主の出入りする姿が見えない。
亭主はAの戸を使い、90度回って入り、給仕やお点前をする。

これならお点前できそうな気がしてきた。

部屋の中に独立した扉をつけるにはそれなりの強度の施工をしないといかんのが問題だな…