利休の心


テレビをつけたら、八代亜紀が往年の名曲を高らかに唄い上げていた。


それを聞きながら、阿久悠という作詞家は、ひょっとしてすばらしい茶心があったんじゃないかと思った。


せっかくなので利休の七則とか南方録からひっぱってみて、もうちょっと茶の湯っぽくしてみた。

茶室は漏らぬ、ほどでいい
食事は飢えぬ、ほどがいい
お茶は服が、よけりゃいい
炭はお湯が、沸けばいい

八代亜紀の主要ファン層であろうトラック運転手には、もしかすると茶人が潜んでいるかもしれない。