石州秘伝 石州三百ヶ条7 茶入袋へ入候事
茶入と仕覆のお話。
石州秘伝本:
茶入袋へ入候事
茶入景あれば其方へ前へなす也ふたも其通也。
茶入のふたを取り三ツ指にて取入申候口伝。
茶入の景色のある方が前ですよ、牙蓋もそうですよ、という当り前のお話。
わざわざ箇条に解釈入れといて口伝はないだろ、とは思いますが。
まぁ今回、石州秘伝本は本題ではありません。
茶道古典全集本:
茶入袋へ入候事
茶入袋へ入候にハ、蓋を取、人さしを茶入の口の中に入て持て風炉(袋)へ入候也、あふなけなきなり
(後略)
えーーー?
こゆこと?
ぞんざいに過ぎないか?それは。
こんな事、うちの師匠の前でやったらどんだけ怒られるだろう?
…今も石州流でこうやっていたら怖いね。