ムラサキカタバミ

晴れたので庭の雑草を毟る。

ムラサキカタバミが咲いていたので、抜いて手持ちの小さな蹲に入れてみた。

まっすぐ立たすのに苦労して、結束具を使って茎を束ね、その結束具を蹲の口につっかえさせる、という無茶な作戦をとってみた。

出来がアレなのでわざわざ写真に撮ったりはしない。


んで、思ったこと。

こういう小さな花は、茶の湯では使いづらい。

椿にせよ槿にせよ、ある程度の大きさの花でないと、花入の大きさに負けてしまう。

花入を小さくすると、床の大きさに負けてしまう。

だから小さな小さな一輪差しは、茶の湯には向いていない。


茶の湯は、ある大きさ以下の花を、茶の湯から排斥している様な気がする。