お茶6 茶入袋

茶入を取り出した後の袋は、その底を手前にして棚その他に置き、又、拝見の際も底を客付にするのが千家、これを逆にするのが古流、

うちの流派は古流と同じ。相手に仕覆の口が向く。
妻は裏千家なので相手に仕覆の底が向く。


おかげで濃茶の拝見の時に結構ばたばたする。

亭主が客向けに出した仕覆が、ターンせずにそのまま返って来るからね。

おまけに、拝見物である茶入、仕覆、茶杓の出す順が千家と違う。

さらに、うちの流派は拝見物の順序を変えずに方向だけ変えて返すのだが、裏千家では順序を亭主に向けて正順にする→全体を180度ターンさせるので、ますます混乱する。

まぁ向きがどっち向こうが別にいーんだけどね。なんとかすっから。

利休は古流が傳へるやうにしてゐたことは、四祖傳書に記してある。

四祖伝書のどこに書いてあるんだろうなぁ。
ぱっと見、利休伝書にはなさげなんだが。三斎とかに混じっている事もありうるからなぁ。