直伝和の極意「茶の湯武者小路千家朝茶涼しい時間を有効に」最終回
3年程前、高松に行ったことがある。
http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20071209
高松は存外茶味のない町、という印象だった。栗林公園は前を通り過ぎただけ。
…こんな綺麗なトコなら入ればよかったな。あ、高松着の時間にはもう閉まってたんだっけ。
そんな栗林公園の茶室の一つ、新日暮亭での朝茶が最終回のテーマ。
煮物椀のシーンでの二人の会話はアフレコでなかろうか?微妙にクチパクがあってないっぽいし。現場では口の中に物があったままてモゴモゴ喋っちゃったんじゃなかろうか?
家元が鰆のカラスミを一口で食べていた。しょっぱくね?私には無理だな。すげぇぜ家元。
んで中立。
茶室で銅鑼をならしていたが、客が来る前に急いで撤収したんじゃろうか?
花から掛軸へ替っていた。朝茶はそういうものみたいだけど、花に露は打てないって事でもあるよね。掛軸濡れるもん。
肝心の濃茶。
三畳敷なので居替るかと思ったら居替らなかった。あれじゃ末客はお点前が見れない。TV映りの問題じゃろうか?
そしてしゃぶしゃぶした感じの濃茶。もしや武者小路の濃茶はこうなんだろうか?
んで、家元は「かまわぬ」手拭いを出し帛紗の代りに。すずやかと言えばすずやかだけど…ぞんざいと言えばぞんざい。
総括。
茶室は、茶室自体よりも露地の設備がおもしろかった。
亭主が料亭主人なのも面白かった。水屋での配膳とかも見れたし。
でも家元に正客やらせたのはどうだったのかな〜。
「(炭が)なかなかたくさん入りましたね」
とか、なんかお稽古場みたいな雰囲気に。ちょっと家元押し出し強すぎるなー。