茶の湯 作法とたて方6 席入の客の心得

■身だしなみ
客に呼ばれていちばん気になるのは服装のことです。
(中略)
ただ茶の湯の場合、特に簡素でありたいために、洋装のときでもはなやかな腕輪やイヤリングはつけない習慣になっています。
(後略)
■持参する品
(中略)
替え足袋その他 和服の場合、かならず清潔な替足袋を用意して行きます。
先方に着いたら、玄関などで目立たぬように足袋をはきかえ、清潔な身なりで茶席にのぞむのが心得です。

洋装の時に、なんで白靴下に関する記述がないのだろう?という疑問はある。

が、和装の時に替え足袋を持っていけ、というのは大変に親切である。

茶室の外の地べたをいろいろ歩いたせいで、足袋が汚れてしまった事があって、その時は「ああ替え足袋を持って来ておくんだった」と後悔しきりだった経験が有る。


でも、全然男の装いについて記述が無いのは、もはやこの時期には茶は女のものだったってことなんだろうね。