茶の湯に於ける中二病
昨日は、茶の湯と中二病の話だったが、今日は茶の湯の中二病のお話。
つまり:
「茶の湯の道が、素人から老成していく道ならば、その途中に中二の頃があるのでは」
ってこと。
では、どんな事をするのが茶の湯の中二なのだろうか?
小学生が中学に進む辺りで、自信過剰や自意識過剰で変な妄想を抱く。
そういうのを茶の湯に当てはめてみる。
となると、自分の経済力や実力をかえりみない、強気な妄想は中二病に該当しそうだ。
例えば;
- 師匠から独立し、一流を立てて家元になった自分を想像する。
…そんな妄想はさすがにしないな。
でも。
- 使いもしないのに茶杓を削って銘を付けてみる。しかも筒まで作る。
…これはやったな。
- 俺の作る茶道具は(いまはアレだが)いずれ傑作が出来る。
…いやまぁ、多少はそう思わないとなんか作らないか。
- 資金も知識も裏付けがないのに茶室の設計をしてみる。
…しょっちゅうです。
- 俺の最強道具組み、とか決めて並べてみる。客付にも出してみる。
…あー、たまには。
- 俺的に合理化したお点前と客作法を考える。
…いまは知識がないからできないが、そのうちしそう。
まぁ、こんなブログ書いている段階で老成ではないんで、中二病以外のなんでもないわいな。