茶の哲学(陰陽造化の茶の湯)

樋口宗寛/えらん舎/1990年。

おどろおどろしいタイトル…。

著者略歴にこうある。

石州流不昧派第七代家元 樋口宗寛
(中略)
茶道の師 石州流不昧派五代家元 松平直敬

んで、「石州流不昧派の系統図」の章にこうある。

五代 松平直敬(宗円)→六代 田中千子(宗真)→七代 当代樋口寛三(宗寛)

しかし、石州流茶道協会のページを読む限り:
http://www.sekishunet.com/network/group_toxfop26.html

石州流不昧派は、松平宗圓(五代)→田中千子(六代)→渡辺義一→安原庸夫と受け継がれている様に見える。


一応本書の口絵には、田中千子から家元七代樋口宗寛宛てに送った書影らしきものもある(昭和四十六年)。

…昭和四十年代に、石州流不昧派にどんな事が起きてたのか?

本の内容よりもそっちが気になるよ!