小笠原諸禮大全2 真行草の礼

小笠原流…と自称する流派の真行草の礼。


左右の手をくみあはせ鼻の手につくほどに頭を下るなり

左右の手を組合せるんだ…鼻と手がつくぐらい平伏するんだ…。

裏千家茶の湯」あたりの真行草の礼とくらべると、とっても面白い。


この挿絵を見るかぎり、現代の私から見ると、平伏しすぎな気がする。このぺったんこな礼、現代よりも厳しい身分差が生んだものだろうか?つーか土下座?

こういう挿絵が無ければ、昔の真の礼と今の真の礼を比べる事もできないわけだから、ある意味貴重な資料かも。