扇子

とっても無くしやすい茶扇子。

補充の為に購入したら、扇子の面に「利休百首」が印刷されていた。


…これ、何のためにあるのだろう?


利休百首についてお稽古中に聞かれたとき、とっさに開いて読み上げるのだろうか?
カンニングIQ=ゼロって感じ?

妻の扇子には家元の花押一覧が印刷されていた。
お道具拝見の時に、書き付けの花押が本物か鑑定する用だろうか?
…嫌な客である。


茶扇子の扇面とは、かくもわけがわからない印刷のあるものだが、そもそも茶扇子に扇面って必要なのだろうか?

だってお茶の作法の中で、決して広げる事はなく、お茶以外では使うことすらない扇子だもの。

そもそも、広げる機能はいらないんじゃないか?象徴的なもんなんだし。
扇子型の木片の、一部を白塗りしたものでいいんじゃなかろうか?
あるいは割箸に台形の紙はさんだ奴とかでも。