槐記4 時間

享保九年の記事より:

十二月十八日 進藤刑部大輔ヘ御成、御供右京道安
午刻御成、
(略)
二階掛物 養朴ノ山水七十三歳、
御香二座アリ、
御夜食 ウツミ豆腐
猪口 嫁菜、土筆、白魚、イリ酒
平 ハンペイ、芹、細柚、玉子ノフハフハ
鉢 數ノ子、花鰹
四ツ前還御

正午に入って、普通の茶の湯をした後、二階に上がって香を二席。
その後夜食をいただいて、22時くらいまで居た事になる。
10時間くらい?さすがに長居しすぎじゃあるまいか。

こりゃ南方録が「四時間まで」と戒める気持ちも判るわ…。