蓋置と蓋

茶杓の掛け様と同じくらい、いや、もっと難しいもの。


蓋置に、釜の蓋をきちんと乗せること。


これ、慣れた釜の蓋でないと案外難しい。


実は先輩後輩のお点前をじっと観察してみたことがある。


点前座から見て手前過ぎる、丁度良い、奥過ぎる。

この三段階で分類すると、多くの場合、奥過ぎる事が多い。


そして、蓋の曲面が強ければ強いほど、中心に置けなくなる。相当上級の先輩でも
真芯に置けなくなる。落としそうになる。


まぁ自分の道具でないもので練習する、というのが本来おかしな状態ではあるんだが。
やっぱ自分の道具で練習を重ねることが対策かな。