NHKスペシャル 3.11 あの日から1年 調査報告 原発マネー
あれから1年が経った。
うちのブログは茶の湯ブログなので、特にその事には触れて来なかった。
お茶には関係ないからね。
でも、昨日放映していた「NHKスペシャル 3.11 あの日から1年 調査報告 原発マネー」非常に興味深かったので、取り上げたい。
原発が地方自治体にもたらして来た収入。電力会社の払う核燃料税や、寄附金。そして国が支払う電力三法に伴う交付金。
しかし、これらの資本投入は、地元に生産力の向上をもたらさず、ただただ消費を大きくしていただけだった。
特に柏崎市。もっとも沢山の電力三法交付金を得ていた。
しかしつい先日まで交付金では箱物しか作れず、いまや作った箱物の維持費で赤字だと言う。
…もうお判りですね。
「木村茶道美術館って、原発マネーで維持されてんの?」
ここが疑問点。
木村茶道美術館のページに、情報公開のページがある。
http://sadoukan.jp/about/disclosure.html
ここに決算書とかが公開されている。
…。
…。
判らん。
でもまぁ、いろいろ読んでみると面白い。
賃金150万くらい?あそこのおばちゃんの給料ってそんな安いん?
いや、多分委託料の385万が、あそこのおばちゃんの給料なんだろう。
もしかすると150万はあの館長さんの給料だったりするのかも。
あと、事業報告も読むと面白い。
年8074人の入館者。
決算の入場料収入合計は549万。
っていうことは平均入場料は679円。
入場料400円+茶席1000円だが、半分くらいの人は茶席に入らず帰っていたって事か。
あそこ行って茶席に入らず帰るなんて意味判らん。
1日最大は674人。
あの糞狭い展示室に1日674人。
半分が茶席に入ったとして、300人。
1日10回茶席にしても1回30人。広間なので入れなくはないけど、すごい混雑。
まぁとりあえず収入の部見る限り交付金もらってない様に思える。
だから、原発交付金が無くなってもすぐに木村茶道美術館が困窮したりはしない…筈。
ちょっとだけ安心、かな?