直伝和の極意 茶の湯 藪内家 春と出会う茶の湯3

きんとんのダイナミックな作り方を駆け足で紹介しながらはじまった第3回。

蒼の毛氈の上、アナウンサーのお兄さんの正座椅子が光る!

…でも本格的にお茶をやってる人でも使うものなんだから別にいいといえばいいのか…。


あれ?

前回の炭手前ではアナのお兄さん、ダイナミックなストライドで炉縁ににじり寄ってたよ?
もしや禁断の技「正座椅子挟んで移動」の術者だったのか?


しかし前も思ったが数寄屋袋が脇におかれるのがどうも解せない。
お陰でお姐さんがたの胸元はすっきり感ではありますが。


縁高で菓子を喰ったらいきなり濃茶。

…中立はどうする?とか、そういう部分ももう少し掘り下げてほしいのだが。
どうもシーンとシーンの繋ぎが足りないんだよな、いつもの事だけど。


で、青い毛氈が取り払われていた。
中立の時にとっぱらったんだね。そりゃそうだ。


濃茶は、濃度がどうこうより「量がすごいわ」という感じ。
三人分にしてはあんまりにも多くね?

お点前さんが出袱紗を出さずに茶碗だけ出す。
でも後見(半東)さんが茶碗と出袱紗を客に出す。

…藪内では出袱紗は半東さんが懐から貸し出すものなのだろうか?


そしていきなり茶筅作り。


いや、面白いけどさ。唐突やん。あんまりにも。
でもいずれチャレンジする日のために目を皿にして見る。
実に面倒な作業。


んで薄茶。


あれ?青い毛氈が復活?
濃茶の時無かった毛氈が薄茶の時に復活って、もっぺん中立したんじゃろうか?それとも客が自分達で敷くのだろうか?謎やわ〜。



…しかしなんですね。

指導の先生の御陽気さがちょっとたりない気がします。なんか作法の練習みたいで、あんまり楽しくなさそう。

「初心者のアナウンサーを先生が指導しながら案内する」というメソッドと、「茶の湯に春の息吹を感じる」という目的の間に微妙なギャップを感じるなぁ。