古本市の法則
古本市で茶書を漁っていて気付いた事。
- ブーブー紙に包まれた本が多い棚は純文学専門で茶書はない。
- 歌舞伎の本が並んでいる棚に茶書はない。
- 落語の本が並んでいる棚に茶書はない。
- 概ね茶の湯以外のジャンル専門書店の棚に茶書はない。
- でもなぜか仏教書と茶書が混じる事がある。
- タイトルと値段の帯が付いた立派な古本が面陳列されている棚は、たいてい買える値段ではない。
- というか面陳列されている棚はざっと見て相場を感じてからチェックするかどうか決めるべし。
- 細長い本は書道か俳句の本。
- 装丁が妙に美しい和書は句集。
- 和綴じ箱入は取り合えずチェックすべき。
- 反古みたいな和書の古本の山があったら必ずチェックすべき。
- 但し、その山のてっぺん3冊が尋常小学校教科書だったら、残りも教科書ばっかりだと思った方がいい。
この法則をわきまえていると、古本市のチェック速度が上がる、筈。