『茶道長問織答抄』を読む7 ふくさ
ふくさ物たヽみに置事、むさき心有之由、古織御申候よし、
昔、釜の蓋の取り方について、三種類あるのではないか?とまとめた事がある。
http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20071112
現代の上田宗箇流がどれに該当するか分からない。
入門書を読んでもなんかその部分があいまいだから。
私の印象では武家茶道では袱紗を畳に置かないのが多いかな、と思っている。
で、織部は袱紗を畳に置くのを嫌ったという事だが、織部がそういうことを言う以上、袱紗を畳の上に置く、という事は割と一般的だったんじゃないのだろうか?
私は、袱紗の畳直置きは割と新しい点前の方法じゃないかと思いこんでいたので、かなり昔に辿れるというのはちょっと驚きである。