大和遠州流茶道教本9 中立
室内の準備が出来たら、此の間に、亭主又は半東ある場合は、半東はつくばい附近の樹木に水打をして、庭の感じを生々とさせ準備ができたら大小中中大と五ツ鐘を水屋にて、亭主が打って後入りを知らせる。
此の音を聞いて、再び腰掛待合に一同集り、全員揃った上で正客より手を洗い、口をすすぎ、後入りをする。
例によって銅鑼を聞く時にしゃがむ、という作法はないみたい。
あと、庭に水打つタイミングって、客が中立に出てくる前ではなく、中立の間なのね。
中潜り有とかが大前提なのかな。だって、いくらなんでも狭い露地で客が居る前で水撒いてたらなんか間抜け。…というか水しぶき掛かったら大問題よね。