大和遠州流茶道教本10 菓子

末客の戸をしめた音を合図に、茶道口の戸を亭主開け、扇子を出して「お濃茶を一服差上げます」と挨拶をし、主菓子を盛ったお菓子器を出し、(中略)
客早目にお菓子を取りて、たべて待つ。

この流派は懐石→菓子→中立→濃茶という流れではない。

実は懐石の最後で水菓子を出すので、懐石→水菓子→中立→主菓子→濃茶という流れだったりする。

…こっちの方がよくね?

中立前の主菓子って、後入りする頃には味消えてるもん。


なお、ここでいう水菓子は水栗とかに限らず、普通に果物でいい模様。
会記に「いちごミルクかけ」とかあるもんね。…昭和40年代初頭のおしゃれデザートですな。たぶん潰す派。