茶の湯作法6 帛紗

帛紗には種々色がございますが、この帛紗の色合は紫、黄、紅−所謂緋帛紗−大略この三ツでございます。
この中紫は主に男子が之を使ひます。
又御婦人は紅−緋帛紗でございます。
尤も御婦人も四十歳以上になりますると、紫の方が取合ふのであります。
又茶になりますると、是は老人とか、物好みに使ふのでありまして(後略)

昭和初期には女性の年齢というものに関し極めて厳格な区分があったっぽい。

でもなぁ、たかだか40で紫にしてたら、現代の…いやなんでもないです。
この話終り。