現存流派
「茶道要鑑」は「瑞穂流」の家元の書いた茶書である。
瑞穂流は、少なくとも先々代までは教授とかして来なかったらしい。一子相伝と言えばかっこいいけど家庭内家元。
この時期はどうだったのか不明で、今存在するのかも良く分からない。
こういう特殊な流派は当然だけど、大和遠州流くらいに弟子と組織を持っていても、マイナーな流派ってのは、現存しているか確認のしようがない。だって僕等に確認できるのはインターネットだけだもの。
インターネットに公式のページがある流派は、とりあえず直近の存在が確認できる。
公民館やカルチャーの講座を持っていれば、そこの広告で確認できる。
公式のページが立ってなくて、自宅稽古/巡回稽古だけでほそぼそやっている様な流派はインターネットで確認できない。
ま、年寄りはインターネットとかと無縁の生活を送ってそうだからしかたないんだけど。
ホームページ立てるメリット無いもんな。
インターネットの歴史はまだまだ浅いので、インターネットで確認できればとりあえず確認でいいと思う。
そのうち、昔インターネットに公式ページが立ったけど、永く更新されてなくて現存しているか分からない…みたいな話になるかもしれない。