茶道客の心得2 茶器拝見の心得

茶會に使用される茶器類の名稱及び、それを拝見する際の見處を知つておく事も必要だと思ひますから、少し説明致します。

掛物 茶席には主として墨蹟物を掛けます。

筆者は禪宗の有名な和尚の書かれたもの、茶道の方で有名な茶人、各流の家元宗匠の書かれたもの、茶道に縁故のある公卿大名方のもの等がよいので

「筆者は」ってあんた、自分の兄やら父の掛け物を、有名な和尚と同列に考えて掛けてたんかいな。

…ま、少なくとも、自分の兄やら父やらと「有名な和尚」とを同列にしていないにしても、「有名でない和尚」よりははるかに上に見てるよな、この言い方。


しかし、客に、自分の兄の/父の掛け物に対して、真の礼をさせる、というのはどういう気持ちなんだろうね?