宗旦聞書10 数寄と云ふに品々ある事

今度は「すき」の種類について。

一、茶呑ずき有茶たつるすき有、道具すき有、目利すき有、物このみ好有り、
作事好有、客人好有、料理ずき有、奇麗ずき有、吟味ずき有、
故実ずき有、茶の湯ずき有、此の外いろ/\有べし其の内にわがすき好む事に精が出るものなり
但数奇と好事と混ぜざる様にすばし
物を好するもすき又好と云数奇の字とは別なり

呑むのが好きな人、点てるのが好きな人、道具好き、目利き好き、物好み好き、
建築好き、来客好き、料理好き、綺麗好き、吟味好き、
故実好き、茶の湯好き、この他いろんな好きがあって、自分の好きこのむ方向に精が出るものだよね。
但し数寄と好事は混ぜちゃだめ。
物を好きなのも「すき」と言う。これは数寄とは別なんだ。

わからん。

本文前半の「すき」は数寄だったのか好きだったのか。
漢字的には「好き」の方で、数寄には悪い意味でも有ったのだろうか?
それとも文字通りの「数奇」なのだろうか。それも意味が通らないが。

…なんとなく勢いで書いただけ、という事でOK?


あと三行目の「茶の湯ずき有」も、全体が入れ子構造になっちゃって意味がわからないよ。