戦争と茶道3 織部の死

昨日の茶と禅に関する文の続き。

だから例へばかの豊臣恩顧の大小名中、大阪夏の陣に在つて、孤手よく頽瀾を既倒に覆さんとして成らず、従容として一束をあげて自盡し眞に南八男兒の慨のあつた茶伯古田織部正が、

以下でも触れたが:
http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20130125

どうやら昔、古田織部に関し、旧主豊臣家の忠誠の為に大阪城に籠って奮戦した、みたいな伝承があったっぽい。

もしかすると、表の歴史とは別に、茶人間に口伝されてきた伝承なのかもしれない。

よくわかんねーけど東軍なのに切腹させられました、じゃ利休との対比上つまんなくて不都合、と考えるのは歴史家の発想じゃなく茶家の発想だもん。