やさしいお茶とお花入門2 茶の湯ってなあに

茶の湯ってなあに

いまの茶の湯のもとである「わび茶」を完成した千利休茶の湯について「ただ湯をわかし、茶をたてて飲むばかりなるものと知るべし」とか「冬は暖かく、夏は涼しく」などと、いっています。
このように茶の湯はとくべつのものではありません。

いきなりこの説明は子供にはちょっと難しいかな。
でもどうしても千家としては利休に言及しないといけないよね…。

お茶をたてる人とお客さまが、まごころをもってせっする。そこに、お茶を通して、思いやりのある、美しい世界が生まれるのです。
みなさんにはむずかしい心づかいはわからないかもしれませんね。
でも、けいこで、お客さまになったり、たてる人になったりしていくうちに、少しずつわかってくると思います。

少しずつ判って来る、というのは同感だし、それは大人にとっても同じ。

むしろ稽古場でお稽古しているお子さまとかも見ていると、「一生懸命」に関しては子供の方がレベル高かったりする。それが長続きしないのが問題なんだけどね。

「お客さまのことをいっしょうけんめい考えてよろんでもらおう」このぐらいの表記でよかったんじゃねーかなー。