茶の湯講座7 家元のお言葉

薄茶の点て方の一部分。どれだけ泡立てるかの注意書きは以下の通り。

十九、茶筅を右手で取り茶碗へ手なりに入れ、左手で茶碗を持ち適當に右に傾け、茶筅を廻轉して茶をたてる。
茶のたつた頃茶筅を前中央よりぬき上げ、元へ戻す。

デフォルトで茶碗傾けるのか。うちの流派だと筒茶碗とかでしかしないと思う。
ただ、茶碗を傾ければ高台を指で支えられるので、安定度は向上する筈だな。
平茶碗は点て難くなりそうだけど。

茶は微細な泡を美しくたてる、大きな泡の上に泡がある、馬の小便を聯想させるやうなのはいけない。

馬の小便を連想させるなよ!

家元がそう教えたんだから、末端のお稽古場でもこーゆー言葉が飛び交っていたんだろうか。やだやだ。