パナソニック汐留ミュージアム 幸之助と伝統工芸
第一展示室には松下幸之助の使った茶道具。
第二展示室には、幸之助が役員をしていた日本工芸会の作品。
一入の黒楽茶碗「閑談」。少し飴色がかった小ぶりの楽茶碗。雅味がある。
宗入の黒楽茶碗「毛衣」。普通の黒楽。悪くはない。
あとは近現代物なのでどーでもいい。
以上。
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荒川豊蔵とか、三輪休雪とか、北大路魯山人とか、金重陶陽とか、本当どうでもいい道具たち。
松下幸之助は佐竹三十六歌仙の大伴家持を所持していたくらいで、いい道具も持っていた筈。
でもこの展示だと、近現代中心過ぎて、非常にしょっぱい茶人にしか思えなくなる。
企画的に「現代につながる伝統工芸」中心ってことだろうから、しょっぱいのは仕方ないかもしれないけど、とりあえず700円もの入場料払って見る道具じゃないなー。
行くのはあんまりお薦めしない。