利休を巡る色々3 居士

次に居士号についての疑問。

利休居士号が禁中茶会の遥か以前からあったのではないか?という話ではない。
そっちはどうでもいいと私は思う。


私には居士号は「無位無冠」をなんとかできるような公式なものだったのだろうか?という点が気になる。


宮中に行くために居士になった…という話、利休の例しか私は知らない。


僧侶が昇殿できる。これは判る。京都の廻りの寺の偉い僧侶は、心霊医師であり国家鎮護の霊能力者である官僧が中心なのだから。


だが、在家の仏教徒である居士が、僧侶相当として冠位の代用になるのだろうか?

すんごく説得力がないんだけど…。