利休真流茶の會圖式

久田宗園/岡本偉業館/1895年。

明治28年茶の湯入門書。

故 不滞庵一竹翁 中根一竹宗匠

半床庵 久田宗園宗匠
柳葉庵 福島良三大人 合著

とある。
半床庵 久田宗園は時期的に10代玄乗斎だろうか。
この年にお亡くなりになってはいるが。


ちなみにグラビアページにある利休画には「半床庵十二世宗圓 寫」とある。
久田家の初代に関し、カウント方法がゆらいだ時代があるのだろうか?
ぶっちゃけ利休を初代に置いていた時期があるとか…。


なお中根一竹は宗偏流で、久田宗園は表千家

表千家宗匠家の人間が明治時代に茶書の刊行に関与していたとは面白いじゃないか。