茶商の読んだ茶経評釋2 お見合い

茶経の、茶樹の外見の特徴の部分の説明で:

お見合いの席で、娘さんの淹れたお茶を美味しそうに男性が飲めば、この見合いは成功で、とんとんと結納になり、この結納品の中へコンブと同様にお茶も加えられ、結納金の台の上に乗せられます。
記名は「多喜茶」四〇〇g缶二本が包装されて、嫁側に渡されるわけです。
そして嫁側では、このお茶を二〇g位に小分けして近所、親戚、知人に届け「娘がお茶をもらいましたので、どうぞよろしく」と縁付いた挨拶代わりになるのだそうです。

どうして話がこうなっちゃうのかわからない。

なお、見合いの手続きを一切しらんので、上記が一般的なことなのかもわからない。
「多喜茶」で検索すると新潟の風習の様ではあるが…。

随分の上茶を利用するであろうと思いましたら、新しい家庭にしかり根付いて「出ないように」という意味を込めて、一番安値の番茶を使っていたと聞いて驚きました。

なるほどねぇ。
でもそれだとお茶屋さんあんまり儲からないような…それとも思いっきりボっちゃうんだろうか。


…しかしなんですね。本書の余談ばっか引用し茶経評釋の注釈部分をぜんっぜん引用しないので、このブログだけ読んでると本書がなんの本なのかさっぱわかりませんな。