利休道歌に学ぶ19 名物茶碗

名物の茶碗出でたる茶の湯には少し心得かはるとぞ知れ

名物などの大変貴重な茶碗を拝見するような場合には、両ひじを畳につけるぐらい低い位置で扱う心得が必要です。
(略)


え、そんだけ?


まず、元の句が「少し心得変わりますよー」という、ほぼ無意味なのがいけません。


ついで、業躰の解説がしょぼいのもどうかと思います。

だって業躰の解説通りなら「名物の茶碗出でたる茶の湯には低く拝見するものとぞ知れ」という句にすればいいだけなので、それだけってこたないでしょう?と思うからです。