利休道歌に学ぶ24 茶巾と帛紗

茶巾をば長み布はば一尺に横は五寸のかね尺としれ
(略)
かね尺としれ」「ということは、お茶のほうでは、寸法をはかるのに曲尺を用いなさいということです。
(略)

帛紗をば竪は九寸余よこ巾は八寸八分曲尺にせよ
(略)


布の話だけれども、鯨尺でなく曲尺にせよ、というのがキモらしい。

茶室を内々寸法で建てることとかも考えると、茶人は自分の使いたい物差しで物を計る、ということなのかもしれない。


あと帛紗の句はゴロが悪すぎやしませんか。こういうのは音の楽しさで覚えるもんだと思うんですけどね…。