利休道歌に学ぶ26 掛軸と釘
掛軸関連四首。
竹釘は皮目を上にうつぞかし皮目を下になすこともあり
(略)
便宜的に掛軸にいれましたが、一般論かも。
句自体はどーでもいー内容かな。「あれでもいいけどこれでもいいよ」系の句が意外に多いよね、利休百首。
三つ釘は中の釘より両脇を二つわりなるまんなかに打て
(略)
三幅対の時は床を均等三分しろ、という教え。実用的と言えば実用的。
…他にどうしようがあるのかは疑問ですが。
三幅の軸をかけるは中をかけ軸先をかけ次は軸もと
(略)
三幅対の掛ける順。
真中が最初なのは基準になっていいと思うのですが、残り2枚の順はよくわかません。
勝手側を先にして正客側を後にすれば正客から見て見栄えが良くしやすい、ということでしょうかね。
掛物をかけて置くには壁付を三四分すかしおくことときく
(略)
壁から浮かせとけ、というお話。
まーふつーの話ですね。