利休道歌に学ぶ 心の置き所
右の手を扱ふ時はわが心左の方にあるとしるべし
例えば、お点前で右手が働いているときに左手が遊んだままで膝に置いていたりします。
結局、働いていないほうの手にも心を置け、ということです。
使うほうの手に全身全霊をこめないで、使っていないほうの手にも必ず心を置くようにせよという教えです。
(略)
お点前ってのは厳格に型が決まっているので、うっかりしない限り、「休んでいる方の手が変なとこにある」という事は無いはずなんですが、…実際にはかなりうっかりしますよね。
だからこの句には同意しますが、内容は澤庵の「不動智神妙録」のパクリですよね。
でもそれなら最終的には「どこにも心を置かない」って結論になるのだろうか?