2014-02-17 利休道歌に学ぶ29 お茶の香気 読書 風炉濃茶必ず釜に水さすと一筋に思ふ人はあやまり (略) 従って風炉の濃茶点前は、お茶の色香が失せているから、そういう意味で、水を一勺さして、温度を調整してお茶をおいしく差し上げることになります。 ところが、風炉というのは一年通してできますから、炉のときに風炉でお点前をするとき、熱いお湯をそのまま入れてもいいという教えです。 ここまでなら、まぁ同意できる。 ただし現在は、炉の時期に風炉の濃茶点前をした場合は、やはり風炉の時期に準じて、水を一勺さしています。 最後の一文が水を差してますよ…。