茶道教諭百首詠

茶道古典全集第十巻収録。


「利休道歌に学ぶ」に無い句を二句、チョイスしてみた。

夏なれと湯のたきらすは蓋〆てなと誤りになりやせましを

「夏だといって湯が湧かないなら蓋を閉めてしまうのは間違いになるでしょうか?なりません」かな?

兼ねてより約束したる客ならばこヽろは眞にわさは輕かれ

これは「時ならず客の来らば点前をば心は草にわざを慎しめ」の対句。


咄々斎と玄々斎とでも違うんだから、そりゃ異本もあるわな、という感じか。