根津美術館 清麿
メイン展示の「清麿」は幕末の刀鍛冶、清麿の刀の展示。新々刀なので、大金持ちの根津さんが持つ様なものではなく、全て「個人蔵」で根津美術館所蔵の品がないという不思議な展示。
清麿面白いし珍しいし、いつものごとく照明に不満なんだけどまぁこのブログの扱うべき項目ではない。
というわけで2F展示室6の「花時の茶事」について。
展示のメインは竹節水指と瀬戸肩衝「吉野山」と伯庵茶碗の取り合わせ。
染付竹花鳥文火入。
炭埋めて灰まで押してある状態での展示は珍しいかも。
柳蒔絵棗。
いわゆる芽張柳の棗とおんなじ蒔絵なんだが、すっごい下手下手が逆に味になっていた。
志野茶碗「あさか山」
志野茶碗かなぁ…これ?
色絵蝶形向付。
リアルでカラフルでキモい蛾みたいな皿。食欲無くなりそう。
ま、春らしく、しかし侘びも意識しつつという欲張りな展示だったかな。