江岑宗佐茶書16 伝聞事 引き裂く

一、易、少、二条之屋敷ニ而茶之湯ニ被参候時、旦、迎ニ被参候、
小袖易き被申候時、気ニ不入三ツひきさき被申候、
いかやうまでぎんみ被申候、
散ゝ機嫌悪敷候、
扨テ少ヘ被参、色ゝ咄ニ而、後ノ炭いろりのむかいよりおき被申候、
輪炭一つ小キすミおき被申候

利休と少庵が二条屋敷に茶の湯に行った時、(大徳寺から?)宗旦が迎えに来た。
利休は小袖を着ていたが、気に入らず三つに引き裂かれた。
これほどまで吟味をされていた。
散々機嫌が悪かった。
さて少庵の所へ行かれた時、色々話をして、後炭を囲炉裏の向こう側から置かれた。
輪炭を一つ、小さい炭を置かれた。


孫の前で大人げない/エキセントリックな利休。

引き裂いた小袖が利休のか宗旦のか判らん。文からすると利休のだけど、じゃぁ着て来なきゃいいじゃん、とか思うので。

最後の炭の話はわかんねーな。
いやがらせ?