江岑宗佐茶書17 伝聞事 炉の寸法

一、易二畳敷、いろり三寸ノいろり也、雲龍釜、五徳すへ、
つふばい斗ニ而四畳半ハつぶばいニみぢんまぜて

後半の灰の話はどうでもいいや。前半が問題。

利休の二畳茶室は、囲炉裏の大きさ一尺三寸。雲龍釜に五徳を据えた、と言っている。


常々二畳隅炉に一尺四寸の炉はでかいんじゃないか、と思っていた。
水指の置き合わせとかでバランスが悪いというか。
やはり少し小さくしていたということか。ま、一尺三寸でもでかいと思うが。

で、炉が小さい分、細い雲龍釜を使う。

しかし隅炉なので、釣り釜にしてもお客に見えないので五徳で。


ま、これは納得ですなぁ。