玉川遠州茶道秘訣抄12 囲床九飾の傅

床のセッティング9種。

初坐床にかけ物をかけ後席掛物を外し花を活る
夜込又正午茶の湯の會釈なり

これは普通ですな。

初坐床に花を活け後席花をとり入掛物をかける
半日半夜咄しの茶の湯會釈なり

暁の茶事だろうか?しかし夜込は前段で出てるし…。
先に花だとあまり露を打てないな。

初坐床に掛物前に卓香炉を飾り後席香炉を取入花を活ける諸飾りなり
香炉の茶の湯なり

珍しい香炉の茶の湯
香炉の茶の湯を四畳半でしたりするのだろうか?

初坐床に掛物を巻
鷹?を敷
中央に飾る
亦壁に持ちかけ置もあり
正客拝見を乞う

何を敷くのか読めなかった。
外題飾りかな。

初坐床に掛物前に茶入を盆に乗せ飾る
後席床に花を活け水指前に茶入盆にのせ飾る
(略)
是昼の茶の湯なり

正午の茶と昼の茶は違うのか…

初坐床の二幅一對を一幅かけ後席一幅かけるなり
大幅の二幅對或は小幅なるもの夜會なとには別てよし

これは珍しい茶の湯

二幅対を半々で使うとは。

初坐床に掛物茶杓の筒を盆或は帛に乗せ飾る
亦筒なき時は茶杓ばかり飾る
後席に花を活け茶杓を茶碗の上に仰向て飾るなり

茶杓を飾るのだが…仰向け?あと筒はどうするのだろう。

初坐床に掛物前に帛を四ツ折にして其上に茶碗を乗せ飾る
(略)
後席掛物を外し花をいけ茶碗へ茶巾茶筌茶杓を仕込みて棚の上にかさり置なり

茶碗飾り。
…棚に置くなら最初から棚に置いてもいいのに。

初坐床に掛物亦花にてもよし
道具畳に水指前に茶入を飾る
後席掛物を外し 初坐花ならは花を引掛物 花を活け
道具畳に水指柄杓を飾るなり
飯後の茶の湯の會釈なり
菓子茶の湯に委し

以上

要は掛物花は適当、道具畳は準備済みで、茶碗茶器持ち込めばオッケーにしておくわけか。