千宗旦古流伝書9 本風炉の拭ひ様

一ヨリ四マデ棗拭フ如キ折リ方五ニテ一ツ廣ケ
隅ノ方手ノ平ニ掃ク様ニ持ツへし
六ヨリ左ニ持替
同上隅処手ノ平ニ着ク七ニテ右ニ持替棗拭フ折方ニテ小板左ヨリ右エ二ノ字ニ拭ク
右側ハ上ヨリ回リ三度左側ニ下ヨリ回リ二度

「棗拭く」で判るが、この流派は風炉を服紗で拭う様だ。
羽箒は使わないのかもしれない。


風炉の上辺を拭い、右側を時計方向に三度撫でた後、左側を二度撫で、小板を二の字に拭く。


具体的な拭い方の図はこんな感じ。

すげぇぐるんぐるん!

ワックス掛けみたいですね…。