新時代の礼儀作法6 新時代の作法

さて、ここからちょっと脱線。


本書では、これからの社交に関して、「新時代が来るぜ」とばかり教えてくれてます。
社交ダンスのやり方、みたいな項目もあったり。

んで、項目があるということは、皆が知っているべきこと、著者がそう考えていたんだろうと私は思っているのですが。

1 接吻の二つの型

日本では接吻といえば、もっぱら恋人同士や夫婦のあいだで唇と唇を合わす性愛の行為と考えている人が多いようですが、西洋では、もちろん性愛の接吻もありますが、一般的には親子兄弟、親類縁者、あるいはごく親しい間柄の人たちが、親愛の情をあらわすために、額や頬に軽く唇をあてる接吻が広く行われています。

…えぇぇぇ?

そこまで西洋化する?



亭主が中潜りに出て参りますので、正客と連客は立ち上がります。

亭主と正客は無言で近付き、互いに頬に接吻し、亭主は席に戻ります。


…みたいな未来の茶の湯のビジョンが見えて来た!