不昧公と茶の湯5 隠し茶室

松江に関し、本書で知った知識。

例の天保十二年、水野忠邦による改革の砌のことで、公没後二十三年目だ。
此の改革は、時代逆行の失敗政策として悪名高いもので、極端に厳しかった。
茶も勿論規制され、茶室も取毀しになり、そこで隠し茶室が出来たが、その一つが現存しているという珍しい事実がある。

隠れキリシタンならぬ、隠れ茶人の存在か…。

以下でニュース記事が見れる。

http://www.dailymotion.com/video/xhgldh_%E6%B0%91%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%B0%8F%E9%83%A8%E5%B1%8B-%E9%9A%A0%E3%82%8C%E8%8C%B6%E5%AE%A4-%E3%81%8B_news


本書の隠し茶室は

そんな時代の遺物として、堅町郵便局の中二階に、隠し茶室が今も残っている。

とあるので、テレビのそれとは違うものの様。

お茶どころ松江には、いくつもの隠し茶室が残っているのだろうな。
見学はなかなか難しそうだが…。