美術骨董品投資の秘訣4

投資対象として如何なる美術骨董品を選んだらよいか

この話、特に投資とは考えていないが、道具購入の参考にはなる。

「分に過ぎた物を買え」
(略)
柄にもない高価な美術品が欲しくなるというからには、その美術品の魅力は、その人だけはでなく、他の人々をも十分に魅惑するだけの力のある品であろうし、また分に過ぎた品を、あえて買おうと決心する迄には、その人は徹底的な研究もし、十二分の検討をした後の出動に違いない。

毎月でも買える身の丈にあった道具ばっかり買っていても、しょーもない道具が山のようにつまれるだけだもんなぁ。
これはその通りですわ。

「名品に値下りなし」

ま、これはどうでもいい。
でも、「名品でないものは売り値二束三文」であることは覚えておいていいかも。

「高いものほど安い」

「高いもの」という意味は、現在の日本人の生活程度からみて、
また現在の日本社会の金詰り状態からみて、相当纏つた金額の品というので、まず十万円以上の美術骨董品と考えたらよかろう。
(略)
その芸術価値や希少価値を考えてみて、一級の芸術作品が洋服の三着分や五着分の相場では安値すぎる。

昨日の話で、二桁ぐらい相場が違う気がしていたが、やはりそうだったのか…。
タケノコ生活の頃の、呉服をイモに買えるレベルの話がまだ続いていた時期ってことだっったのね。
さすがにこれは参考にならない。

でも、そこから道具相場の高騰で、現在に至るわけか。
…たしかにウハウハだった人、いそう。