松花堂昭乗20

松花堂什物目録草稿より、当時の茶道具。

一 たいすノ銚ふろ    一 カンひ杓立
一 たいすノ水こほし一

わざわざ台子用と注釈の入った道具達。

室町時代には台子皆具というのは無かったのだが、この時代には皆具が成立していたのかもしれない。

一 玉室一行物
一 江月一行物
(略)
一 澤庵一行物

同時代僧侶の一行書も、数寄道具になっていた。

…でも松花堂も僧侶で、書家だろ?
どういうタイミングで使ったんだろう?