真の掛物

真の掛物、すなわち裱褙は、上下も中廻も、それぞれが1枚の布で出来ている。

つまりでっかい布が要る。それをくりぬいて使う。

掛物の上下・中廻に使う布は、大変高級で高価なものだったりする。
ましてや真の掛物である。そうとう奢ったものである。


絶対、大幅の掛物からくりぬいた布で小さい掛軸作っていると思う。


んでもって、同時代の掛物チェックしたら同じ布使った大小の掛物が見付かったりするんじゃないかしら。