旧一条別邸恵観莊

ヨッシーのとうちゃん」さんから旧一条別邸恵観莊の情報を頂く。感謝。

http://ekan-sanso.jp/history.html

武家文化の所産がいまも色濃く残る古都鎌倉。相模湾に注ぎ込む滑川上流に、後陽成天皇の第九皇子であり、摂政・関白を二度務めた一条恵観(兼遐・昭良)によって営まれた山荘が佇んでいます。往時は京都西賀茂、緑の濃淡が幾重にも連なる里山に建つ一条家別邸の離れでした。

んで、宗偏流家元山田宗囲が京都から移築し、保存している茶室だと言う。

http://ekan-sanso.jp/wp/category/saiji/
さまざまな催しも行われている。

http://ekan-sanso.jp/visits.html
茶室はこんな感じ。…アレ?なんか見覚えが。そういえば名前も…。


過去、このお茶室に関し、記事にしていた。
http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20140601

「京都美術大観 茶室」という昭和8年の本に載っていた「醍醐侯別邸鎖ノ間」である。

この本では通称として「醍醐侯別邸鎖ノ間」を使用していたが、宗偏流では一条別邸恵観莊と呼んでいるようだ。

構築した人物は一条恵観なので一条別邸恵観莊でも間違いではない。
一条恵観は次男である醍醐冬基にこの山荘を受け継がせたので、「醍醐侯別邸」というのも間違いではない。


でも宗和の茶室である…ていうのは微妙にぼかされてる気がするなぁ。