出光美術館 大仙厓展

2010年の「仙厓 禅とユーモア」が、

http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20101013

仙厓の禅者としての側面と、ユーモアの側面を探っていたのに対し、

今回の大仙厓展は、仙厓の人物に触れようと言う展示。
仙厓大回顧展って感じだった。

結果から言うと、少し残念感のある展示だった。


2010年の展示が、堅い禅の話のあと、それに対称するユーモアの面を見せようと、かなりはっちゃけた展示だったのに対し、今回はお固いお固い。

「クスッ」て感じだ。

まぁ、前回見たものも多かったので、新鮮な感動ってのが少なかったからかもしれない。

永青文庫より高い入場料だが、遥かに多い展示の為か客でごったがえしていた。いまいちじっくり落ち着いて見れなかったのもあるかもしんない。

こっちにも龍虎図があったが、出来は永青文庫かなぁ。
永青文庫の方が、より龍っぽく、より猫っぽかったからね。
てか出光の龍虎図の龍は、洗濯板になにか引っかかってるみたいな識別困難なシロモノだもんね。